半導体製造プロセス、液晶・有機ELディスプレイ製造プロセスを薬液管理技術で支える平間理化研究所

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社会貢献や技術革新

■LCD製造の歩留り向上と大幅な価格低減に寄与したPPC(Process Perfect Controller)

平成3年、高精度に濃度管理ができる導電率コントローラPPC-101、翌年にはTFT現像液コントローラPPC-120Tを開発しました。当時はTFT液晶パネルの黎明期にあたり、ほとんどのメーカーに弊社製品が導入され、製造プロセスの技術革新に寄与しました。

PPC-101を採用していただいたことにより、高価な現像液をキャニスターやケミカルドラムで頻繁に工場へと運搬するそれまでの手法から、安価な原液を調達し、オンサイトで精密に希釈・供給する手法に全面的に変わりました。続いて、PPC-120Tを採用いただくことで、現像性能を一定に保ちながら現像液を再利用することが可能となり、現像液の使用量を80%以上削減、同時に廃液量も大幅に削減できました。

当時の価格は、現像液(2.38%)が約250円/ℓ、原液(20%)が約1,000円/ℓでした。予め2.38%に調整した現像液を購入するのと比べ、20%原液を工場内で2.38%に希釈(=8.4倍)する手法により、現像液の単価は、半分以下になりました。また、使用量や廃液量の大幅削減、コストダウンに寄与するだけでなく、現像液の交換作業(約4時間ごとに約15分間)も必要なくなり、濃度を常時計測し管理することによる現像液の信頼性向上とプロセスの安定化、地球環境の維持等、さまざまなメリットを生み出しました。

代表的なサイズである32インチ液晶テレビの価格は、平成18年に14万円でしたが、現在は3万円前後で推移しています。

■無電解ニッケルめっき液の自動コントロール

昭和56年、PPC-1(無電解ニッケルめっき液コントローラ)を開発しました。

昭和30年以降に無電解ニッケルめっきが工業化され、プラスチックや繊維など、金属以外の表面に化学的にめっきを施すことができるようになりました。

PPC-1のご採用により、めっき液中のニッケル濃度とpHを同時に連続して測定し、自動でコントロールすることが可能となり、原液の使用量を削減し、めっき性能の一定化、省力化や無人化にも大きく貢献しました。販売台数が日本一のベストセラー製品になりました。

■グルタミン酸の精密定量

昭和46年、平間式光電比色計2C型を開発しました。

戦後まもない昭和25年、当時としては画期的な性能を有した光電比色計の1号機を製品化し、日本の代表的な光電比色計として、研究開発部門においてさまざまな分野で使用されていました。

2C型は、その後継モデルとして電気回路に大幅な改良を加え、定電圧装置の回路を内蔵し、オールトランジスタの方式にしました。

大手食品メーカーにおいて、うまみ成分(グルタミン酸)の高精度な定量に本製品が採用され、研究開発から生産管理まで、全世界で標準的に使用されました。

製品が大変堅牢で、光源ランプの交換以外は、ほぼメンテナンスフリーであったため、日本のフォルクスワーゲンと呼ばれ、機器分析のベースモデルとして国内で6000台以上が販売されました。